Fujitsu FMV
 Deskpower 466D3 の改造

HISTORY

1999年 1月 アップグレードキットによる改造(Slot 1 化)
2000年11月 BIOSのアップデート(Coppermine対応)
2001年 3月 Windows Me 導入
2001年 9月 CPUのアップグレード(FC-PGA Celeron533Aを800MHzで稼動)

 はじめに 
この記事は改造を奨励するものではありません。改造はあくまでも自己責任でお願いします。


FMV-Deskpower466D3“改” 

元i486マシンに “Celeron”のステッカー
お急ぎの方はこちら

改造の概要

改造の記録(画像)

アップグレードキット
IXPU-2000 F/D34 のスペック


FC-PGA Celeron533A に換装
(800MHz稼動)
このマシンは、1995年3月に購入した、筆者のパソコン第1号機です。

1998年8月にミドルタワー型マシンを初自作。また、既にノートPCも2台ほど購入していました。
したがって、当マシンは必然的に現役を退く羽目に……。

そんな折、パソコン雑誌の広告欄にて、“アップグレードキット”なるものの存在を知り、大いに興味をそそられました。それによると、本体のケースはそのままで、マザーボードそのものをそっくり入れ替え、Socket 7 または Slot 1 のいずれかのCPUを搭載したマシンに生まれ変わらせるというもの。更にそのスペック(下記参照)を見ると、当時の私にとっては十分過ぎるくらい充実したものでした。パソコン自作の“味”を知ってしまった私は、ついに翌1999年の正月、飛びついてしまったのでした。

この類のキットは複数のメーカーから発売されていましたが、私が購入したものは、「アイデクソン中央」のRescueシリーズ “IXPU-2000 F/D34”というモデルです。

現在当マシンは、家庭内LANにてメインマシンと接続され、データのバックアップ,画像の取り込み,長女のパソコン学習等に活躍中です。

 ※ 現行モデルは更に充実していると思われます。詳しくは、メーカーのホームページをご覧いただくほうがよろしいでしょう。
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 改造の概要 

購入当時のスペック 1999年改造後のスペック
CPU
RAM


HDD

CD-ROM
FDD
CRT

OS
i486 DX2
4MB

E-IDE 420MB

FUJITSU 2倍速
FUJITSU 3モード
FUJITSU FMV-DP84Z (15inch)
Windows3.1
Celeron 300MHz(450MHz動作)
SD-RAM 128MB CL2(PC100)
      自作メインマシンより、更に256MBを追加
E-IDE 5.2GB+ノート用2.5inch1.4GB
    現:IBM製10.1GB+ノート用IBM製2.5inch1.4GB
Pioneer製40倍速(スロットイン式)
そのまま流用
そのまま流用
Windows98 SE Windows Me
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現 行 2001年9月 CPUをFC-PGA Celeronに換装後のスペック
CPU
RAM

HDD
CD-ROM
FDD
CRT

OS
FC-PGA Celeron533A(800MHz動作)
SD-RAM 128MB CL2(PC100)×3=384MB
IBM製10.1GB+ノート用IBM製2.5inch1.4GB
Pioneer製40倍速(スロットイン式)
購入時のまま(FUJITSU 3モード)
購入時のまま(FUJITSU FMV-DP84Z (15inch))
Windows Me

 改造の記録 


【写真@】Deskpower 466D3 のケースを開いたところ。
キットのマザーボードには専用ライザーカードが用意され、これにPCIスロット等かついている。

【写真A】電源部と専用ライザーカードの間に“Slot1”が設けられている。
筆者はSEPP版Celeronのクロックアップに挑戦し、CPU基板の“B21端子”のマスキング処理により、FSBクロックを100MHzに設定。450MHz動作を実現。しかしその夏、発熱による動作不良が続発するようになったため、ケース内へ強制的に外気を取り込むファンを取り付けた(写真B参照)。

【写真B】ケース内に強制的に吸気を行うためのファンを増設した。ファンの大きさに合わせて、ケースに口を開け(ドリル,ヤスリを使用)、ここに市販のファンを付けた(写真A,G参照)。







【写真C】拡張スロットのうち、最上部はサウンド関係のドーターカードが占有。同様に2番目はUSB×2ポートとLANコネクタのドーターカードが占有(写真G参照)。なお、3番目にはビデオキャプチャボード,4番目に排気用ファンを取り付けてある(非付属品)。

【写真D】フロッピィドライブは、そのまま流用。CD-ROMドライブは、パイオニア製(40倍速,スロットイン式)に交換。

【写真E】ノートパソコン用のハードディスク(1.4GB)が余っていたため、2.5inch変換コネクタを介してスレーブ接続してみた。写真の位置に配置しているが、特に固定はしていない。







【写真F】ケースに向かって右側から見た様子。3.5inchハードディスクが縦置きになっているのがわかる。ライザーカードを境にこちら側にはあまり隙間が無い。

【写真G】ケースの背面の様子。中央に見えるのが増設した吸気用ファン。拡張スロット部には、ドーターカードによる各種コネクタが見える(写真C参照)。

【写真H】ケースに向かって左側から見た様子。ライザーカードからこちら側は、空間が多い。


   
《補足》
●パイオニア製CD-ROMドライブは奥行きがややあり、電源コネクタがCeleronの純正ファンと干渉し合うため、電源コネクタを一部加工。
●FSBクロック(ベースクロック)に関しては、2000年12月現在83.3MHzに設定しており、起動時は374MHz。起動後、フリーソフトの『Soft FSB Ver.1.7』によってFSBを100MHzに自動変更するようにしてある。マザーボードのPLL-ICのデータを元に設定をしてある。
●クロックアップ時の安定動作のため、CPU基板にマスキングを行い、コア電圧を2.2Vで稼動させている。
●発売元のホームページより最新のBIOSを入手し、アップデートを行った(2000年11月)。これにより Coppermine のある程度のものにも対応できた模様(2001年8月、PentiumV 850MHzまでの対応と判明)。

《追加》
CPUを、FC-PGA版 Celeron 533A に換装(2001年9月)
「改造当初より使用していたSECC版Celeron300MHz(450MHzで稼動)に力不足を感じ……。」
と言うよりも、単に“改造の虫”が騒いだと言うべきか?
2000年11月に、当マシンのBIOSをアップデート。Coppermine PentiumVにも対応とのことで、いつかはCPUのグレードアップをと考えていた。
巷ではPentium4に移行が進み、自分のメインマシンもPentiumVに。「今さらサブマシンを?」という感もあるが、そのうち換装可能なCPUの入手も困難になるであろうと考え、今回の換装に踏み切った。
【写真@】換装の際に使用したMIS製の“CPU Converter Board MS-6905”
基板上のジャンパー設定により、 Coppermineか否か,FSBの設定変更(66,100,133MHz),CPU電圧(0.05Vきざみ)等が可能。

【写真A】写真@のボードに、Celeron533Aを装着し、冷却ファンを取り付けたところ。筐体のスペースに制限があるため、ヒートシンクは、厚さ40mm以内に抑えた。使用したのは、COOLER MASTER DRACO-Slimbird。PentuimV1.2GHzまでの対応品。

【写真B】筐体内に、CPU他を組み込んだ様子。スペースが限られており、これより厚めのヒートシンクは使用できない。

【写真C】換装後の起動画面。BIOSがCoppermineのCeleronに非対応のようで、表示はなんと “PentiumV 800MHz” となった。
《補足》
●定格の1.5Vでは、安定動作しなかったため、Converter Board上のジャンパーにより1.55Vに設定。
●Converter Board上のジャンパーで、“66→100MHz”の仮想設定を選択したが、実際のFSBはマザーボードのジャンパー設定に左右されることが判明。現在100MHzに設定。
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 アップグレードキットについて 

アイデクソン中央 レスキューアップグレードキット IXPU-2000 F/D34 のスペック
対応プロセッサ(購入時)


※2000年11月BIOSをアップデート
Intel PentiumU(233〜450MHz)
Intel Celeron(266〜333MHz,300A対応)

BIOSアップデートにより、PentiumV 850MHzまで対応
チップセット Intel 82440BX FW82371EB
ベースクロック(MHz) 50,66,75,83.3,100,103,112,124
倍率 3倍,3.5倍,4倍,4.5倍,5倍
電圧 自動設定
I/Oチップセット Winbond W83977EF AW
システムメモリ 168pin DIMM ソケット×3(最大768MB)
IDEスペック PCI BusMaster IDE×2ポート(Ultra DMA/33,ATAPIサポート)
ビデオ ATI 3D RAGE Pro AGP 4MB(最大8MBに増設可)
AGP内部接続,2×AGP Bus
Windows95,98,NT4.0各ドライバ付属
サウンド Creative ViBRA16XV オンボード(専用ドーターカード付属)
ネットワーク RealTech RTL8139A 100BASE-TXサポート(専用ドーターカード付属)
I/Oインター-フェイス PS/2キーボードポート
PS/2マウスポート
フロッピィポート
シリアルポート×2
パラレルポート(EPP/ECPサポート)
USBポート×2
PCIスロット×2
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