2階待機室の床張りを完了し、書棚づくりを中心とする造作に取り掛かった。また合わせて、壁面と床面の仕上げ部分のおさまりを美しく仕上げるために幅木の施工も行った。 なお、この年の5月からは1階の床張り等も並行して行ったので、作業完了までに長期間かかった。 |
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2008年1月14日 幅木の施工に着手 部屋の角のところを45度に切って合わせるなど、じっくりやっているので時間がかかった。おまけにコンクリートの壁面が微妙に平坦でないので、接着剤が完全に乾くまで角材等で押さえておく必要もあり、手間のかかる作業であった。 |
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2008年3月2日 転落防止を兼ねた書棚の造作・設置 階下への転落防止を兼ねた、造り付けの書棚がようやく完成。構造にもちょっと凝ってしまい、また、休日のわずかな時間を見つけての製作作業だったため、完成までにかなり日数がかかってしまった。 書物でほとんど隠れてしまうのを承知で、背板(合板)の内側面に壁紙を張ってから本体に打ち付けた。また、棚板は写真のような金具で高さを細かく調節できるようにしてある。金具は側板に溝を掘って側板の内面に埋め込んである。 |
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この書棚に向かって左側が1階−2階間の昇降口になっている。階段の昇り降りの際につかまるところを設けるため、写真のような木製の手すりを造作。この書棚の構造上の、一番のポイントとなっている。 この書棚の背面側を、床の根太材や鉄製階段で支えるように頑丈に取り付けてあり、手すりに体重をかけても問題無い強度を持たせてある。 |
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この書棚の向こう側は階段である。書棚の天板上に置いた物品が階下に落下しないように、厚めの背板を取り付けてある。また、床面清掃の際の煩わしさを無くすために、この手すりの丸棒はフローリングまでは届いていない。手すり部分の底板とフローリングとの間は意図的に空けてあり、掃除機の先が入り込めるようになっている。 | |
2008年7月〜10月 作業机および書棚の造作 2階待機室の南西角に、作業用の机を造作。机といっても、天板に市販の円筒形の脚を4本取り付けただけである。 2階の西壁面中央には開口幅6尺の窓がある。この窓をはさんで両側に書棚を造作した。北西角の書棚は、床面からそのまま立ち上げるような形で造作。対して南西角の書棚は、前述の作業机の上部に積み重ねる形で設置。 さらに、この二つの書棚の上部に三寸角の角材を一部落とし込んで渡し、これを梁代わりにして上部に棚を増設した。この角材と上部の棚は、左右の書棚の転倒防止も兼ねている。 上部に渡した角材の下面にカーテンレールをねじ止めし、遮光性の高いカーテンを取り付けた。またカーテンを束ねるためのタッセルは、左右の書棚の側板に設置した。 2階の窓ガラスは見通しの利く無色透明のものにしてある。天候の変化をとらえやすくするための措置である。関東山地から妙義山,浅間山,榛名山方面を広く見渡すことができ、眺望も楽しめる。夜は前橋市から渋川市方面への夜景が美しい。 |
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