オーストラリアで最も古い歴史を持った街。それがシドニー。1770年、キャプテン・クック(ジェームス・クック)がボタニー湾に上陸。その後1788年1月26日に、アーサー・フィリップ提督の船団がポート・ジャクソン(ジャクソン港)に到着して、英国領を宣言。同港は、香港,リオ・デ・ジャネイロとともに世界三大美港の一つである。
オペラハウス | ハーバー・ブリッジ | 夜景 |
ポート・ジャクソン | 王立植物園 | ハイド・パーク |
セント・メリー大聖堂 | マーティン・プレイス | タウン・ホール |
クイーン・ヴィクトリア・ビルディング | ロックス | シドニー天文台 |
キャプテン・クック・クルーズ | シドニー水族館 | 国立海洋博物館 |
フェザーデール自然動物公園 | シドニー空港 |
オペラハウス | ||
1975年に完成した、白いタイル張りのオペラハウス。ハーバー・ブリッジとともに、シドニーのシンボル的な存在。 クラッシック音楽やオペラなどのコンサートが毎日のように行われている。チケットは比較的簡単に手に入り、A$20〜30ほど。立ち見の Standing Ticket ならば A$5〜7 ほどで、開演の1時間ほど前から売り出されるという。オペラハウスや観光局で、事前にプログラムのチェックをしておくとよい。 なお、オペラハウス内の見学ツアーもある。ただし、説明はすべて英語。 |
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ハーバーブリッジ | ||
1932年に完成したシングルアーチ橋。全長3.6km,海面から最高部までの高さは134m。車道,鉄道,歩道と分かれている。ノース・シドニーとシティをつなぐ交通の要。自動車でノース・シドニーからシティに入る場合は通行料が必要(A$2.00)。 料金所では、ゲートの前に設置された「かご」の中に料金を放り込む。3回目の渡航時、A¢20の小銭を10枚寄せ集めてジャラジャラと入れたら、ゲートが開かず、係員のおじさんに説明してゲートを開けてもらうというハプニングに遭遇。もしかしたら「小銭ジャラジャラ」はダメなのか??? 未だにわからない。 なお、シティからノース・シドニーへ出る場合は無料。 |
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夜景(ハーバーブリッジとオペラハウス) | 夜景(シティ) | |
ハーバーブリッジとオペラハウス。ミセス・マックォーリーズ・ポイントからの眺め。絵になる。このポイントで日中に写真を撮るなら、東側から日光が当たる午前中がいい。 |
大晦日の晩、と言うよりも新年を迎えた瞬間のシドニー湾。人々がどこからともなくこの地に集まり、FMラジオの中継をラジカセで流したり、BGMを聴きながら踊ったり、と、人それぞれに騒ぐ。やがて、新年へ向けてのカウントダウンの声が始まり、「ゼロ」になった瞬間、対岸から花火が上がる。 |
ミセス・マックォーリーズ・ポイントから見た、シドニー中心部の夜景。 |
ポート・ジャクソン(シドニータワーより) | ||
シドニータワーから見たポート・ジャクソンの眺め。写真中央の緑の部分は王立植物園。そこから湾内へ突き出た半島の先端がミセス・マックォーリーズ・ポイント。この岬の先端からはデニソン砦が見える。 半島の東側には、オーストラリア海軍のドックが見える。 |
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王立植物園 | ||
サーキュラー・キーの東に位置する植物園。開拓当初、食料自給のための農場だった。広大な園内には、世界各国の植物約4,000種が植えられており、散歩にはもってこいの場所。家族連れも多く、憩いの場所になっている。 |
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ハイド・パーク | ||
シティのほぼ中央に位置する公園。芝生と木々に囲まれた、市民の憩いの場。昼さがりにはベンチに座ってランチを楽しむ会社員が結構見られる。また、散歩をする親子,道端で歩道のアスファルトに絵を描いている若者,チェスに興じる老人など、楽しみ方は様々。是非、天気の良い日に訪れたいポイント。 | シドニータワーから見たハイド・パーク。写真右手の道路を挟み、まだ続きがある。写真中央部にアーチボールドの噴水(Archibald Fountain)が見える。この噴水の奥に見えるのがセント・メリー大聖堂。ステンドグラスが美しい。その左手は、裁判所。 |
ストリートペインティング。結構芸術的。通行人にはお構い無し。 |
アーチボールドの噴水。公園北側の中央にある、シンボル的な噴水。 |
入り口から公園内を見たところ。木立のトンネルをくぐると、噴水にたどり着く。 |
都会の真中にありながら、喧騒から隔絶された園内。青空の下で散策を楽しむのも良い。 |
セント・メリー大聖堂(St.Mary’s Cathedral) | ||
ハイド・パークの東側に建つカトリック寺院。写真は、大聖堂を南側から望んだところ。ゴシック建築の装飾と、ステンドグラスが美しい。内部にもさまざまな家具調度品,彫刻がある。是非、内部も見学することをおすすめする。 写真手前右側の緑の部分は、ボーリング場。と言っても、日本で行われているボーリングとは違うスポーツ。静かな雰囲気の中でプレイされる、紳士のスポーツという感じ。 |
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マーティン・プレイス | ||
ジョージ・ストリートとマックォーリー・ストリートの間約500mに設けられている「永久歩行者天国」。ジョージ・ストリートの角には中央郵便局(General
Post Office)があり、クリスマスの季節には巨大なクリスマスツリーが出現する。昼時には、近くのオフィスからサラリーマンが集まり、Take
Away のランチを広げてくつろぐ姿が見られる。 いつも何かしらの催し物が開催され、Take Away のランチを片手に楽しむのもよい。 |
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シドニー・タウンホール | ||
ジョージ・ストリートのシドニー・スクェアにそびえる市庁舎。19世紀末のイタリアン・ルネッサンス様式。正面の階段は、市民の待ち合わせ場所にもなっている。大コンサートホールや、パイプオルガンの見学ができる。 |
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クイーン・ヴィクトリア・ビルディング | ||
タウンホールの向かいにクイーン・ヴィクトリア・ビルディング(Q.V.B.)がある。ここは19世紀末のビクトリア様式の建物を修復してつくった大ショッピングセンター。多くの専門店やブティック,レストランなどがある。一日居ても飽きないので、雨天時に楽しむのもよい。クリスマスの季節には、中央の吹き抜けに巨大ツリーがあしらわれ、電気仕掛けのデコレーションが通行人の目を楽しませてくれる。 |
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左の写真は、Q.V.B内にあったドールハウスの店頭の様子。どこのテナントも、見ていて楽しい。ウィンドウショッピングだけでもおすすめ。 《旅のエピソード》 男性用トイレでは、少し戸惑った。小便用の便器の配置が何とも奇抜。中央に排水部があり、その周囲に4つの小便器がちょうど四葉のクローバーの葉のように向かい合わせになっている。考えてみるとなかなか機能的ではある。互いの局部が見えることは無いが、顔は向かい合わせ。トイレ内が混んでいると、目のやり場に困る人も多い。地元の人はそうでも無いが……。 |
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ロックスよりオペラハウスを望む | ||
1788年に、英国本土からやってきた多くの兵士や流刑囚が上陸した時が始まりと言われる。流刑囚たちが、岩(rocks)を削って家を建てたという石造りの古い家並みが続く。今日では、シドニーを代表する観光スポット。ショッピングや食べ歩きも楽しめる。 | ||
シドニー天文台(Observatory) | ||
ロックスの丘の上に立つ天文台。1858年建設。日中の見学の他に、夜の観察会も実施される(月,火,木,金)。開催される時間帯を確認の上、予約して参加。ただし、人気が高い。料金は大人A$2.00くらい。 |
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キャプテン・クック・クルーズ(シドニー湾のクルージング) | ||
観光客に人気なのが、シドニー湾のクルージング。写真左は、キャプテン・クック号。コーヒー・クルーズやランチョン・クルーズ,ディナー・クルーズなどがある。写真はコーヒー・クルーズの様子。テーブルに向かい、さわやかな風に当たりながら、湾内からシティを眺めることができる。ガイド(英語のみ)も丁寧。天気の良い日は、非常に気持ちいい。 ランチョン・クルーズでは「牡蠣(カキ)」が食べ放題だった。食材が新鮮で、シーフードは是非とも楽しみたい。 所要時間は2時間半程度。料金は、コーヒー・クルーズがA$18.00だった。出発30分前までに、サーキュラー・キー6番埠頭のカウンターで予約すればよい。 |
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クルーズを終えて下船するとサーキュラー・キーのフロアでストリート・ミュージシャンのパフォーマンスに出くわした。シドニーの街角では、よく見られる風景。腕のある人が多い。 |
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シドニー水族館(Sydney Aquarium) | ||
ダーリング・ハーバー(Darling Harbour)にある水族館。オーストラリア固有の水棲生物をはじめ、シドニー湾内の生物や外洋の生物を、わかりやすく展示している(写真左はパイナップルフィッシュ)。 見物は、巨大な水中トンネル。アクリル製のカマボコ型トンネル内から、水中を優雅に泳ぎまわるウミガメやサメ,マンタ(オニイトマキエイ)などの姿を、間近に見ることができ、迫力万点。 |
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オーストラリア国立海洋博物館 | ||
ダーリング・ハーバー(Darling Harbour)にある、海の博物館。オーストラリアにまつわる太古の海洋文化や航海の歴史にはじまり、今日の最先端技術に至るまで、多くの資料や展示品がそろえられている。館内の巨大な実物船の数々は、どれも圧巻。館外では、駆逐艦「Vampire」が繋留され、艦内の見学も可能。ブリッジ内部まで入れた。 左写真は、「アメリカズカップ」で優勝を果たしたときのオーストラリア艇、“スピリット・オブ・オーストラリア号”。船底のウイングキールが美しい。ヨットマニアは必見。 |
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フェザーデール自然動物公園(Featherdale Wildlife Park) | ||
シドニー市街から西へ車で約1時間。ParrapattaからPenrithに向かう途中にある動物公園。コアラやカンガルーをはじめ、野生の鳥など、オーストラリア固有の動物がたくさん。コアラを抱いての記念撮影もできるとあって、郊外でありながら観光客も多い。 ブルーマウンテン国立公園に向かう途中に立ち寄るのもよい。 |
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シドニー空港にて | ||
シドニー空港でのスナップ。シドニー空港の正式名称は、Kingsford-Smith Airport
。国際線から国内線に乗り換え、Perthに向かう便を待っているところ。 国際線と国内線のターミナルは2.5kmほど離れている。連絡用バスが走っているので便利。所要時間は10〜15分ほど。料金は当時A$3.00。 国内線のアンセット航空とオーストラリアン航空のターミナルは分かれているので、注意が必要。 |