ゴールドコースト北部にあるクーメラ(Ｃｏｏｍｅｒａ)の街。ブリスベンからクルマで約１時間。ここに、オーストラリア最大の遊園地『ドリームワールド』がある。敷地面積は100haもあり、そのうち３分の２が自然公園。オーストラリア版のディズニーランドといった感じだが、混雑も無く、一日中ゆったりと遊べる。入場料(1993年当時)は大人１人A$28.00。驚いたことに、園内のアトラクションは、なんとすべて無料で乗り放題，見放題！コアラやカンガルーなどの、オーストラリアを代表する動物たちにも出会える。是非もう一度訪れてみたいポイントの一つ。
豆蒸気機関車 “キャノンボール号”
	左写真は、園内を一周する蒸気機関車“キャノンボール号”。園内は大きく８つのゾーンに分けられていて、それぞれの場所ごとにオーストラリアにちなんだショーやアトラクション，乗り物，動物たちとのふれあいなどを楽しめる。
ウォータースライダー “ログライド”
“ログライド(Log Ride)”という急流下り。水しぶきが遠慮なく服を濡らす。しかし、周りの他の人たちもまったく同じ。気候が気候なだけに、すぐに乾いてしまう。この他にThunder River Rapidsという川下りもよく濡れた。ゴンドラの中に容赦なく水が入り込み、カメラを守るのがひと苦労。悲鳴にも似た歓声に、人々も大喜び。
	アトラクションのドラマの一場面
園内を巡る遊覧船では、いろいろなショーを楽しめる。はじめに登場するのは、船上でのコーラス。男性５人によるアカペラで、２階デッキに上がる階段の途中で突然始まる。 合唱が終わると、今度は銃撃戦。とは言ってもコメディー。保安官風の男が悪人２人を捕まえにくるのだが、この悪人２人のうちの一人がなんとも間抜けで、観客を笑わせてくれる。台詞も一部はアドリブで、船上の観客との会話のやり取りも行われる。子供も大人も、楽しめるオススメのアトラクション。
ジェットコースター “サンダーボルト”
	大人たちに大人気なのがこれ。ダブルループのジェットコースターで、その名も“サンダ―ボルト”。最高速度は時速約90ｋｍ。全長は３ｋｍ。乗ってみるとスリルがあって、しかも結構長い。これだけは短時間ではあるが入口で行列ができていた。身長制限あり。
コアラカントリーにて
カンガルーが放し飼いになっており、近づいて触れ合うこともできる。 上の写真は、オーストラリアを代表する珍獣ウォンバット。巨大なネズミといったイメージ。巣穴の中で、ご覧の通りグテーェッとしていた。	こちらはコアラ。ユーカリの幹の途中で丸くなっていた。食事などの時以外はこうやって眠っている。コアラを抱いての記念写真撮影も可。コアラの足の指は、我々と同じく５本。ただし指のつき方が面白い。ヒトで言うところの人差し指も、親指と同じような動きをする。つまり、人差し指と中指の間で物をつかむのである。 もどる