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【6】CPUボードの改造(表側) ――― ベースクロック,電圧の設定 | ||
@Mebius A** シリーズでは、写真のSW-1〜3の位置にスライド式の小さなスイッチが取り付けられているという情報を得たが、本機PC−S400では存在しなかった。部品点数およびコスト削減のためか? |
Aベースクロックの設定は、SW-1とSW-2の組み合わせによって変更可能。 PC-S400の出荷時の状態は、写真右側のSW‐1上段の黒いジャンパ線のみである(このジャンパ線がスイッチONの代わりらしい)。この状態で、ベースクロック60MHzである。 これに加え、写真左側のSW-2の下段にジャンパ線(写真では赤リード線)を加えることにより、ベースクロックは66MHzとなる。このことは、もともと載っていたCPU(P54C)を用いた実験において起動時に133MHzを示すことからも確認できる。 《大きな画像》 |
BCPUへの電圧供給設定はSW-3で行っている。PC-S400では、ここでもスライドスイッチは省略されている。出荷時の状態は、SW-3下段のジャンパ線(写真の赤リード線。本来は黒いジャンパ線であるが、破損のため交換した。)のみで、2.9Vの設定となっている。 筆者はP55C(MMX Pentium)への換装を考えていたため、2.8Vに近いこのままの状態で動作を確認した。しかし、発熱のことも考えて、より低電圧での動作を試み、写真のようにSW-3上段にもジャンパ線(黄リード線)を飛ばし、約2.5Vとした。 なお、写真の黄リード線のみでも2.5Vとなるが、本来の姿を残す意味で写真のような形にしてある。また、ジャンパ線を2本とも除去すると、供給電圧は3.3Vとなる。 |
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