CPUの換装
《7》

【7】CPUボードの改造(裏側) ――― BF0,BF1の設定
動作クロックの逓倍率を変更するには、BF0,BF1の設定が必要となる。

左写真において
 赤リード線:BF0
 黒リード線:BF1
 青リード線:VCC
 黄リード線:GND

である。

※トグルスイッチは、
  《左―中央―右》の3段階

筆者が行った実験は以下の通り。
BF0 BF1 逓倍率
Open GND 2.0倍
Open Open 2.0倍
Open VCC 2.0倍
VCC GND 2.5倍
VCC Open 2.5倍
VCC VCC 2.5倍
GND GND 2.5倍
GND Open 2.5倍

つまり、BF1の設定にかかわらず、BF0がOpen時は2.0倍,VCCまたはGND時は2.5倍であることが判った。なお、これらの実験ではどうしても3.0倍(200MHz動作)を引き出すには至らなかった。
よって今回の改造では、トグルスイッチの切り替えにより、166MHzおよび133MHzでの動作を可能とするように配線を決定した。(表の緑,黄)

《2002年4月29日加筆》

上表の黄色の設定状態でCPUをPentium(P54C)に換装すると、200MHzにて動作することを確認。

@4本の配線を手前から見る。

A別角度からVCC,BF1,BF0

BBF0,BF1
  《大きな画像》
Cトグルスイッチ(写真は、2.5倍,166MHz設定時)

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