CPUの換装
《8》

【8】組み立て,完成,動作確認

@改造を終えたCPUボードに、P55C(MMX Pentium)を取り付ける。

ACPUボードをマザーボードに組み込む。やや入れづらい。左前方より滑り込ませる。端子がうまく合っていることを確認する。付加したリード線類のとり回しに注意。

BCPUボードの組み込み完了。

C放熱の効率を考え、シリコングリスを塗布。(出荷状態では放熱シートが用いられていた。)

D放熱用のアルミ板を取り付けたところ。リード線とトグルスイッチが見える。

E絶縁のために、トグルスイッチをビニルテープで覆う。

F筐体内の空間に、トグルスイッチを押し込む。回路を断線させないように注意。

Gキーボードおよび電源ユニットを取り付ける。

H放熱用アルミ板とキーボードの密着を妨げないように、電源ユニットの耳と配線を隙間に押し込む。

Iキーボードを取り付ける。筆者は、放熱用アルミ板とキーボード裏のアルミ板との間の密着性を保つために、ここにも若干のシリコングリスを塗布した。

Jパームレストを取り付ける。裏側の固定用ビスを締め、ハードディスク,CD-ROMドライブ,バッテリー等を取り付ける。

K組み立てを完了した“PC-S400改”

L電源投入時のBIOS起動画面。BIOSが対応していないため、表示は“133MHz”であるが、ベンチマークテストにより“MMX 166MHz”を確認できる。なお、2次キャッシュを殺してあるため、“Cache RAM : None”と表示されている。(ハードディスクは既に2.1GBのものに換装済み。)

『はじめに』へ戻る 前のページへ戻る