スターウォッチング in 赤城 2012

開催されました


実施案内はこちら

 本会では例年、赤城山新坂平駐車場において標記の天体観測会を開催し、
一般市民の方々への天文知識の普及を図っています。
この活動は、天文各誌や新聞社等にも記事として取り上げていただけることもあって、
近郊のアマチュア天文家の観測技術の向上や親睦を深める場にもなっています。
 そして本年も、多数の天体望遠鏡を駆使して、
一般の方々に楽しんでいただけるよう計画し、実施いたしました。
この観望会も、2012年で26回目となりました。



なお、当観望会を開催するにあたり、多数の各種団体,企業,個人等の方々のご協力を頂きました。
この場をお借りして御礼申し上げます。
ご協力いただいた団体は、以下のとおりです


群馬県教育委員会/前橋市教育委員会/赤城山総合観光案内所/県立ぐんま天文台/
上毛新聞社/群馬テレビ/エフエム群馬/朝日新聞社前橋総局/
CST
(コンピューター・システム・テレスコープ)/ギガオプト/サンデンファシリティ/木工房WOODY.COSMOS/CONTACT/
中村悦子音楽事務所/ホンダドリーム高崎/かとう心療クリニック ほか

 朝から快晴に恵まれた当日。事前の天気予報は、“夕方から曇るものの、その後は回復”とのこと。昨年と違い、天候の心配をせずに迎えた当日でした。開会行事のころは……、やはり曇り空。天気予報通り。
 今年も百海会長のあいさつで、スターウォッチングin赤城のスタートです。
 
   
 天候の回復を待ちながら、パソコンと液晶プロジェクターを使って、今年5月に起こった金環日食ならびに6月に起こった金星太陽面通過の観測結果の報告会。担当は加藤氏。  
   
 毎年恒例の“豚汁”を楽しんでいただきながら、天候の回復を待った。曇り空と肌寒さが手伝ってか、案内の放送と同時に長蛇の列。アツアツの豚汁を食べながら、曇り空を恨めしそうに見上げる家族の姿も……。
 豚汁の無料提供は筆者の両親。今年入会の小林会員の奥様にもお手伝いいただいた。
 
 天候の回復を待つ間に、“お楽しみプレゼント”の抽選&ジャンケン大会を実施。今年もスポンサーからたくさんの協賛品をご提供いただきました。
 そうこうしているうちに、21時ころから急速に天候が回復。残念ながら月の観望は出来なかったが、ここから満天の星空を堪能することができた。まずは百海会長による星空・星座解説。
     
 最大口径40pのドブソニアン望遠鏡をはじめ、会場には、群馬星の会会員の望遠鏡以外にも、各地から集まったアマチュア天文家の自慢の手作り望遠鏡などが所狭しと林立。会場東天の地蔵岳上に顔を見せた木星や、星雲・星団の観望を楽しんでいただきました。天の川を初めて見たという声もあり、また、時折飛び交う“オリオン座流星群”の流星に歓声が上がっていました。
 今年は後半から満天の星空を楽しんでいただくことができました。天候回復後は朝まで快晴。好シーイングにも恵まれ、小口径の望遠鏡でも、木星の縞模様を堪能することができました。
 親子連れの一般参加者の多くは、第一次解散の夜半前には帰路につかれたようですが、アマチュア天文家の方々は朝まで会場に残られた方もたくさんいらっしゃいました。風もほとんど無い穏やかな秋の夜でした。また湿度も低かったようで、夜露も降りませんでした。
 来場されたお客様の人数は、200名を超えていた模様。たくさんのお客様に足を運んでいただけたことを嬉しく思います。
 夜が明けて、会場の撤収作業。例年のことですが、参加者の方々のゴミの後始末などのマナーが非常によく、ありがたく思います、
 作業後は「すいとん」で腹ごしらえ。最後まで会場に残ったメンバーたちで記念写真をパチリ!!
 今後も皆様のご愛顧を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
 また、当観望会を開催するにあたり、各方面でご協力を頂いた関係諸機関,各種団体の方々に、心より御礼申し上げます。

 
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