南天の星雲・星団

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エータ・カリーナ星雲(180ED)1992.12.30
満月の4倍もの視直径をもつこの星雲は、肉眼でも良く見える。小型の双眼鏡があれば、暗黒星雲によって裂かれた独特な形が良くわかる。
エータ・カリーナ星雲(ε-160)1987.5.1
長焦点でとらえたエータ・カリーナ星雲。暗黒星雲が複雑に入り乱れている様子が良くわかる。
大小マゼラン雲1992.12.30
まさに“雲”である。我々の銀河系の伴銀河と言われている。その光芒は淡く、光害が少しあると、とたんに見栄えが悪くなってしまう。
大小マゼラン雲とウィルソン彗星の移動1987.4.29〜1987.4.30
大小マゼラン雲の間を移動中のウィルソン彗星の姿を、広角系レンズで捉えた組写真。大マゼラン雲中には、超新星1987Aの姿も確認できる。思い出の作品。
『月刊天文ガイド』1987年8月号 最優秀作品
1988年度版『天文年鑑』巻頭掲載
大マゼラン雲1994.1.5
中央の棒状の部分は良く目立つ。タランチュラ星雲の形は、双眼鏡等で楽しみたい。この星雲の近くに、1987年2月、超新星1987Aが出現。筆者の初めてのオーストラリア訪問時も良く見えていた。
小マゼラン雲1994.1.5
大マゼラン雲に比べると、その存在はやや控えめ。ただしそのすぐ脇にはNGC104という球状星団があり、かなり目立つ。これはω星団に次いで2番目に大きいものである。
ω(オメガ)星団1987.5.1
ケンタウルス座にある、全天で最大の球状星団。日本国内でも低空に確認することが出来るが、オーストラリアでは肉眼でもその形が分かる。
NGC5128(ケンタウルス座A)1987.5.1
ケンタウルス座にある電波銀河、ケンタウルス座Aとして知られる。中央部を暗黒帯が横切っている。
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