《2012.1.1〜》
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2000年12月6日〜2001年12月31日 |
2012. 10.29. Mon. | 今日は非番。朝から何をしていたのかというと、昭和43年製の天体望遠鏡の鏡筒のレストア。一昨日から取り組んでいるのだが、某小学校で廃棄処分になったものを利用して、Hα太陽望遠鏡に改造しようという試みである。ぐんま天文台で実施している“天文授業サポート”での利用が目的。しかし……レンズセルの光軸修正用のフランジは割れ、鏡筒の汚れも酷かった。レンズセルについては旋盤で部品を作り直し、光軸修正装置も再現。エタロンフィルターを取り付けるためのリングもすでに作り終えた。長年の放置でくっついてしまった部品もどうにか外し、鏡筒は完全に分解。ラックピニオンやドロチューブ等は洗浄中だ。今日は鏡筒とフードなどを自動車用コンパウンドで磨く作業。さずがに二の腕が疲れた。再塗装も考えたのだが、年代物の鏡筒の色は、やはり生かしたい。傷は多少あるが、どうにか満足できる程度にはなった。自動車用ワックスをかけて仕上げ。明日から組み立て作業に入れるか……?? スターウォッチングin赤城2012の報告ページをようやくアップ。 |
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2012. 10.21. Sun. | スターウォッチングin赤城2012が無事に終了。昨年と違って、今年は天候の心配もせずに済んだ。晴れたのは後半からだったが、ここ数年間の中では非常に条件の良い空だったと言える。たくさんの方々に足を運んでいただき、嬉しく思う。後援の群馬県教育委員会,前橋市教育委員会への報告書も何とか本日中に作成して郵送完了。さすがに疲れた。早く報告のページを作らなくては…。 | |
2012. 10.11. Thu. | エクストレイルの納車から丸2年が経過し、本日、総走行距離5万km達成。通勤距離が長いから無理もないのだが、あちこちに出かけるたびに頼もしい足となっているため、さすがに早かったという感じがする。どこまで伸ばせるだろう。長く付き合いたいクルマであることは確かだ。 | |
2012. 9.30. Sun. | 台風17号の直撃。6月の4号に続いて今年2回目の上陸・直撃である。4号ほどの強風では無さそうであるが、それでもほぼ中心が自宅近くを通過する模様。何事も無く過ぎ去ってくれることを願うばかりである。折角の中秋の名月も、今年はお預けである。 | |
2012. 9.14. Fri. | お盆休み中の特別開館や天文授業サポート、教員向け研修会の対応など、大忙しの日々であったが、ようやく夏休みをとることができた。望遠鏡とキャンプ道具をクルマに積んでちょっとした遠征もしてみたが、残念ながら天候には恵まれず…。休みの後半は芝刈りと畑の世話で終わった。 | |
2012. 8.19. Sun. | 今夜のNHKスペシャルで「奇跡の湿原・尾瀬」が放送になった。先日、撮影に協力させていただいた尾瀬の天の川のシーンも使っていただき、自分にとってもいい記念になった。それにしても尾瀬の自然のなんと素晴らしいことか。今回のロケや放送がきっかけになって、尾瀬や他の山に通っての星空撮影にまた火が着くかも…。クルマで機材を運びこめないところに楽に行けるような、小型軽量の撮影機材を手に入れたいな。 | |
2012. 8. 7. Tue. | 天文教育普及研究会・和歌山大会に参加してきた。会場は和歌山大学と国民休暇村加太。ぐんま天文台で開発・製作した「ユニバーサル天体望遠鏡」の発表のためである。反応は上々か。これがきっかけになって、各方面で普及できると嬉しい。 | |
2012. 7.27. Fri. | ここ数日、仕事の合間を縫ってNHKの番組撮影に協力。尾瀬の特集番組を制作するのだとか。F氏からの依頼である。尾瀬の星空は抜けはいいのだが、いかんせん、快晴が続かない。広角レンズでの撮影が難しい。最後の最後でようやく夏の天の川の撮影ができた。ガイド撮影に必要な赤道儀をはじめ、全部で30kgほどの機材を登山用リュックに詰め込んでのチャレンジであった。それにしても本職のカメラマンの忍耐というか根性というか、目を見張るものがあった。丸1年間かけて尾瀬の自然を追った作品になるのだという。どんな作品になるのか楽しみである。 | |
2012. 6.29. Fri. | 連日、天文授業サポートの対応で大忙し。嬉しい悲鳴というべきか。正直疲労は溜まる。天体望遠鏡も、クルマにほぼ積みっ放しに近い。しかし今が頑張り時。今年もすでに秋まで予定がたくさん入っている。満足いただける内容を提供し、さらに発展させたい。 | |
2012. 6.20. Wed. | 昨夜本州に上陸した台風4号の中心が、自宅のすぐ近くを通過した模様。凄い暴風だった。観測所のドームが飛ばされるかと本気で心配した。あれほどの台風の襲来は滅多に無いだろう。まるで秋台風のような経路。今年の夏は、なんだか妙だ。 | |
2012. 5.25. Fri. | ゴールデンウィークや金環日食に関わる勤務の関係で、今週は休日が多い。しかし実際には自宅で持ち帰り仕事である。土日は学校との連絡が取れないから、仕方がないのだ。その合間に画像処理をしている。ぐんま天文台のwebページで、画像の公開を始めた。撮影に際してたくさんの失敗もあったが、何とか形にはなったか。もう少し頑張らねば。 | |
2012. 5.21. Mon. | 金環日食、観測成功!! 群馬は全県的にほぼ晴天に恵まれた模様で、「群馬県一斉・日食観測ネットワーク」参加校からも、早くも半数以上の観測結果の報告が届いている。嬉しい。いや、というよりも、ホッとしたというべきか。それにしても今日まで長かった…。観測結果の集約はまだこれからであるが、各学校への情報提供や、教員向けの研修会など、自分の役割はほぼ果たせたか。しかしそれは決して自分だけの力ではなく、教育委員会ほか、関係各機関の方々のご協力があってこのこと。心より感謝申し上げたい。 これから膨大な撮影データの処理が待っている。実は昨夜、ほとんど一睡もできなかった。かなり疲れていたはずなのに。それでも朝になると、体は不思議とよく動いた。一度に2台のビデオカメラと4台の一眼レフデジカメの操作はさすがに忙しかった。欲張り過ぎたか。あれだけ事前に準備をしたにも関わらず、本番での失敗はやはりあるもので、今回も100%満足できる撮影はできなかった。さて、どうカバーするか。頑張らねば。 ぐんま天文台の本館を背景にした合成画像を作成。今回、こいつの撮影が一番大変だった。他の機材はすべて本館東側の観望棟。そしてこの画像を撮影したカメラだけは、本館西の谷筋。シャッタースピードの変更やタイマーリモコンの設定変更のために、往復約300mの距離を、日食の最中に8往復も走った。1回の往復にかけられる時間は3分。事前にリハーサルをしたのだが、“人間は疲れる”という大前提を忘れていた。学校現場を離れ、部活動の指導からも遠ざかり、体力が落ちたな…。今夜はよく眠れそうである。 |
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2012. 5.20. Sun. | さあ、いよいよ明日だ。天気予報はやや心配な状況が残るが、全国的に見れば北関東は恐らく“当たり”だろう。今日は仕事の後に一旦帰宅し、夜は天文台に泊まり込むことにした。明日は早朝から最終準備である。晴れてくれよ……。 | |
2012. 5.18. Fri. | 3月に正式にぐんま天文台で立ち上げた「群馬県一斉・日食観測ネットワーク」の申し込みが本日締め切られた。参加校数は120校、参加人数も34,500人に達した。ここまで参加申込があるとは、期待以上である。 心配なのは当日の天候。本州南岸沿いに、前線が停滞するらしく、怪しい感じだ。頼む、晴れてくれ!! それにしても忙しい日々であった。マスコミからの問い合わせや取材対応、金環日食に関する一般の方からのご質問など、トイレに行く時間も忘れるほど。ここへ来て、ようやく自分も当日の撮影準備に本格的に取り掛かれる。撮影計画の立案は大方終わった。入念に準備したい。 |
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2012. 5.15. Tue. | エクストレイルの総走行距離が40,000km到達。地球1周である。1年半でけっこう走ったな。先週から今週にかけて、学校現場の先生方を対象とした研修会が続き、仕事の忙しさも頂点に達したか。なかなか時間の使い方が厳しい。どうか、プロジェクトが成功裏に終わりますように。目下の一番の問題は天候か…。頼むぞ。 | |
2012. 5. 3. Thu. | ゴールデンウィーク後半戦のスタート。しかしあいにくの雨で、天文台への夜間の来館者は少なめ。早く天候が回復してくれるといいのだが…。 「日食観測ネットワーク」への参加校が、本日までに85校となった。参加申し込み人数は23,366人に達した。有難いことである。さて、どこまでこの繋がりを広げることが出来るだろう。金環日食まであと18日だ…。 |
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2012. 4.28. Sat. | 沖縄地方が本日梅雨入りしたとの報道。平年よりも11日早いのだそうで、昨年に続き、2年連続とのこと。今年は5月21日の金環日食に続き、6月4日の部分月食や、6月6日の金星太陽面通過、さらに7月15日白昼の木星食、そして8月14日未明の金星食と、食現象が続く。心配なのは金星太陽面通過。関東地方も平年より早めの梅雨入りとなると、観察はちょっと厳しくなってしまうか。まぁ、6時間以上にも及ぶ長丁場だから、晴れ間だけでも出てくれることを願う。8年前は幸運にもその様子を拝むことができたが、今年はどうか。次に起こるのは105年後だからなぁ…。 | |
2012. 4.21. Sat. | かつて自分が住んでいた町の公民館にお招きいただき、金環日食についての親子教室を実施。改めて思ったのだが、あんなに小さい町だったのかぁ?懐かしさと不思議な感覚。 | |
2012. 4. 9. Mon. | 長男の中学校入学式。かつて自分が勤務していた学校への入学。ちょっと不思議な感覚だが、校舎の中に入ってみると、懐かしさがあった。それにしてももう中学生か。早いものだ。まだまだ見た目は幼いのであるが……。 | |
2012. 4. 1. Sun. | 平成24年度がスタート。ぐんま天文台勤務5年目を迎えることとなった。さて、今年度はどんな1年間になるだろう。気持ちを引き締めて頑張りたい。まずは、日食関連の事業成功か。 | |
2012. 3.27. Tue. | 平成23年度の群馬県業績職員表彰を受けた。ぐんま天文台観測普及研究係としての受賞で、「ユニバーサル天体望遠鏡」の開発が受賞対象となった。ただ、まだまだ十分に活用されている訳ではないので、少々複雑な気持ち。これを励みに、さらなる普及を図っていきたい。 午後は、県内各地を回って、「群馬県一斉・日食観測ネットワーク」の募集案内の配送作業。忙しい一日であった。いよいよ動き出した。 |
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2012. 3.23. Fri. | 長男、小学校卒業。あいにく雨に降られてしまったが、落ち着いた雰囲気の、いい卒業式だった。卒業証書授与の時の呼名で、元気な返事をしてくれたことが嬉しかった。あっという間の6年間。それにしても本人は、やけにさっぱりしている。しんみりするとか、無いのか?? | |
2012. 3.14. Wed. | 5月に起こる金環日食の観察を、全県を挙げて実施するためのイベントを企画することにした。名付けて「群馬県一斉・日食観測ネットワーク」。今回の金環日食は、金環食帯が日本列島の南側に沿うように伸びており、絶好の条件ともいえる。群馬県は北西部から北部にかけてが金環食帯から外れてしまい、金環にならない地域もあるのだが、それでもかなり深い部分食となる。一生に一度と言っても過言ではないくらいの好条件の日食である。ぜひ子どもたちにも実物の観察を通して、感動を味わってほしい。ただ心配なのは、“金環”であることと、起こる時間帯だ。だからこそ、その危険性や安全面への配慮を理解している大人の監督下で、安心して観察できる体制を整えたい。忙しい2か月間になりそうである。 | |
2012. 3.13. Tue. | NHK前橋放送局「トワイライト群馬」“群馬星物語”のコーナーに出演。本日で最終回となった。昨年4月からお引き受けしたものであったが、今となってはあっという間の1年間だった。生放送のため、それなりに緊張はするのだが、自分自身が楽しみながらやってこられたように思う。お世話になったNHK前橋放送局の皆さん、ありがとうございました。 | |
2012. 2.25. Sat. | 昨年好評で、今年度も実施することになった「カノープスを見よう!」であったが、残念ながら悪天候に見舞われ、早々に中止の決定となった。本当は年末年始の頃に実施したいところだが、ぐんま天文台の開館時間を考えると、どうしてもこの時期に実施せざるを得ない。春も近づいているため、連日晴天という訳にも行かず、なかなか悩ましいところである。来年は晴れてほしいな…。 | |
2012. 1.28. Sat. | 群馬の森を会場に、親子星空観察会を実施。幸いにも天候に恵まれ、金星や木星、月面をはじめ、冬の星々の観察を楽しんでいただいた。有難かったのは、温かい甘酒。寒い時には特に嬉しいものだ。 | |
2012. 1.17. Tue. | 昨年4月から続いている、NHK前橋放送局の「トワイライト群馬」の“群馬星物語”のコーナーに出演。今回で5回目。今年は金環日食をはじめ、おもしろい天文現象が目白押しということで、“今年の注目の天文現象”と題してのお話をさせていただいた。この番組も1年間の時限付き。次回は何を話そうか…。 | |
2012. 1. 1. Sun. | 2012年スタート。ここ数日、上弦前の月が沈むころを見計らって、直焦点撮影を楽しんでいる。OSを再インストールし直したノートPCもすこぶる調子がいい。非常に快適である。大晦日から年明けにかけて、年越し撮影を実施。久々にM1・かに星雲をねらってみた。2008年12月以来だから、実に3年ぶり。それにしても寒かった。昨年に続き初日の出は見逃した。今年もいい年になりますように。 |