最近の出来事
《2018.1.1〜》

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2000年12月6日〜2001年12月31日

2018. 10. 28. Sat.  10月21日(日)未明、母が逝った。享年93。23日(火)通夜、翌24日(水)葬儀。今日は初七日。慌しい日々だったが、今日から仕事に復帰した。
26日間の入院だった。就寝して間もなく病院から危篤との電話があり、急いで病院へ。併発した肺炎がずっと治らず、悪化を止められなかった。すでに息が荒く、「ついに来てしまったか…」と、覚悟を迫られる状況。9月末の入院以来、ずっと意識不明のままだったが、何故か左目だけがわずかに開いていた。見えていたのか、いなかったのか…。
「もう、ダメなんだろうな…」と思いつつも、何度か心臓が止まる度に、心臓マッサージをしては、命をつないだ。院内の売店から買ってきたチョコレート菓子のクリームを、少しだけ舌に載せてあげたりもした。だんだん、だんだん、呼吸数が減り、浅くなる。「産んでくれてありがとう!」と、何度も何度も声をかけた。ちゃんと聞こえていただろうか。「もう、楽にしてあげよう…。」午前3時50分、呼吸も止まり、心臓マッサージもやめた。息子として、母親の生存を諦めた瞬間だった。息子夫婦や孫たちに看取られて、眠るように逝った。穏やかな死に顔だった。
一番楽しいはずの青春時代は戦中・戦後。若い頃から決して楽な生活では無かった。父と力を合わせ、ずっと働き詰めで生活を支えた。たいして親孝行もできず、父が急逝してからの同居も、なかなか一緒に居てあげることができなかった。もっと優しくしてあげればよかった。後悔先に立たず…。
思えば、病室で過ごした26日間が、母と一緒に過ごすことができた貴重な時間になったのだ。倒れた後に判ったことなのだが、子どもたちによると、父はぽっくりと逝くことを、そして母は、家族に看取られて逝くことを望んでいたという。母は、倒れたのも息子が家に居た時。逝ったのも、長女が大学から戻っていて家族全員がそろっていた時。9月分のデイサービスの利用料金の精算も済ませ、スターウォッチングや大事な仕事も片付いて、息子の忙しさが一段落した時を見計らったようなタイミングの最期だった。よい表現ではないが、まるで母が計画的に仕組んだような、絶妙なタイミング。これまでのいろいろな出来事をさかのぼってみると、どうもそう思えてならない。
母は高齢出産だったから、物心がつくころから、「もしかしたら、ボクが大人になる前に、お父さんもお母さんも死んじゃって、ボクは大人になる前に一人ぼっちになっちゃうかもしれない…。」などということを密かに考えたりもしていた。しかし、実際には、父も母も、それなりに長生きをしてくれた。二人の死を乗り越えられる歳になるまで、頑張ってくれたということか。
不思議なことに、母がもういないという現実に対して、「なんで突然死んじゃったんだ!?」という
ような喪失感があまり無い。入院期間がそれなりにあったから、家に姿が無いことに慣れてしまったのか?まだ実感が湧かないだけなのか?事後処理や仕事に忙殺されているためなのか?不思議な感覚である。
小さい頃、空腹を満たすために、母にせがんでよく握ってもらった“塩おにぎり”を、もう一度食べたかった。
2018. 10. 15. Mon.  『スターウォッチングin赤城2018』が無事に終了。と言っても、32回目にして初めて、筆者は当日、短時間顔を出しただけであった。
先日の書き込みの通り、母が今も入院中で、状態は芳しくない。あれから一日も欠かさず病院に足を運んでいるが、肺炎の併発などもあり、いつお呼びがかかってもおかしくない状況が続いているため、今回は参加の仕方を控えることにした。
実行委員長として、会場の確保や各方面への協力・後援依頼など、春から続けてきた『スターウォッチングin赤城2018』の準備であったが、肝心の当日に役割を果たせなかった。会のメンバーには多大な心配と負担をかけてしまった。みんなで力を合わせて運営をやり遂げてくれたことに、心より感謝したい。報告のページはこちら。
2018. 9. 28. Fri.  一昨日の9/26(水)の晩、母が倒れた。夕食時のことである。一足先に食べ終わった私は、先に入浴。風呂から上がって着替えていると、妻のただならぬ声が……。何事かと見てみると、母が椅子でぐったりとしてる。床に寝かせてみると、呼吸が無い。喉に何か詰まらせたのかと背中をたたいても吐き出す気配はなく、口を開けさせようにも開かない。心拍も確認できない。救急車の手配と同時に心臓マッサージと人工呼吸を始めた。幸い、気道を確保することができ、救急隊員が到着するまでの間、心肺蘇生を続けた。
救急車の到着までの時間は、長かったような短かったような……。夢中だったからな。隊員の方々が持ち込んだAEDによる処置の間に、急いで着替え、病院に向かう準備をした。それにしても、今考えても、あっという間の出来事だった。反面、病院に到着するまでの時間の、なんと長く感じられたことか。
診察・検査の結果、急性の脳梗塞と判明。右脳のかなりの範囲に及んでいた。あとで判ったのだが、どうやら心臓に不整脈があったらしい。で、夕食時に発症し、心臓にできた血栓が飛び、、右頸動脈の少し上で詰まった、との見立てだ。
命はどうにか取り留めた。しかし意識が戻らない。昨日の日中は、時々右手を動かして、顔や首のあたりを掻くしぐさも見せていたが、今日になって、予見されていた脳浮腫が始まり、熱も出て、動きはほとんど見られなくなった。何とかならないものか……。自分の中で、最良のシナリオと最悪のシナリオとが交錯している。
2018. 8. 22. Wed.  テレビが壊れた。今は亡き父が残していった大型のテレビだったが、ついに寿命。プラズマテレビだったが、調べてみると、液晶テレビと比較すると、寿命が短いらしい。
で……、早速、家電量販店に出向き、新しいテレビを購入。いろいろと迷ったが、ちょっとだけ大きい画面のタイプにした。それにしても、“いつの間に!?”と驚くくらいの進化だ。先日の洗濯機の新調の時も驚いたが、通信機能その他の充実が凄い。もうほとんどパソコンだ。WiFiにつなげて、YouTubeまでそのまま観られてしまう。スマートフォンともつながってしまう……。きっと、「全部の機能を使いこなす」なんてのはできないんだろうな。今からあきらめムードでどうする…(苦笑)。
2018. 7. 15. Sun. 洗濯機が壊れ、どうにもこうにも動かない。修理も考えたが、それなりに長く使ってきたし、そろそろいいかな、と思って買い替えた。今度はドラム式だ。それにしても、いつの間にあんなに進化したのだろう。洗剤まで自動投入で……。縦型と違ってドラム式のほうがシワになりにくいらしく、洗濯後のアイロンがけが非常に楽になった。衣類の痛みも減るんだろうな。安い買い物ではなかったが、買い替えて正解。それにしても、連日暑い日が続く。猛暑というよりも酷暑だ。何とかならんのか……。
2018. 6. 29. Fri. 関東甲信地方の梅雨明けが発表になった。平年よりもかなり早い。そもそも6月中に梅雨明けなんて、過去にあったのか??どうなってしまうんだか……。長い夏になりそう……。
2018. 6. 6. Wed. 関東地方の梅雨入りが発表になった。6/4(月)から本日までの3日間の日程で、福井市で開催された「全国プラネタリウム大会・福井2018」に参加してきた。昨年に続き連続での参加となったためか、顔見知りも増え、現地での交流がスムーズだったように感じる。プラネタリウムを活用した学習投影や、字幕投影の実践事例、メーカー各社の機材の最新情報など、盛りだくさんの内容で、非常に充実した時間となった。今後の業務に活かして行きたい。
観光に充てる時間はほとんど無かったが、合計で2時間ほど市内を徒歩で散策。幕末に活躍した志士たちの足跡を追って楽しんだ。美味しかったのは……焼鯖と地酒。さすが福井!!恐竜博物館に足を運べなかったのが心残り。またいつか別の機会に是非訪れてみたい。
2018. 3. 24. Sat. 職場のソメイヨシノが咲き始めた。暖かい日が続き、一気に開花へと向かったようだ。ありがたいことに、職場には10種類ほどのサクラの木があり、少しずつ開花の時期がずれているために、これからしばらく間は春らしさを楽しめそうだ。日没後しばらくして降雨。その後、雷鳴とともに降雹。ちょうど帰宅時に見舞われた。春雷か。どうやら寒冷前線の通過らしい。サクラといい、春雷といい、春が駆け足でやって来た感がある。しばらくは穏やかな日が続くか。
2018. 3. 1. Thu.  長男の高校の卒業式。朝のうちはまとまった雨に見舞われたが、その後急速に天候は回復。春一番が吹き、気温も上がり、温かい一日となった。卒業。何を思う……。
2018. 2. 13. Tue.  古在由秀ぐんま天文台名誉台長、ご逝去。2月5日に急逝されていたとの報。ただただ驚くばかり。天体力学の世界的権威。しかし私の中では、誰とでも気さくに語られる、飾らない老紳士。学生の頃、天文関連の書籍で頻繁にその名を目にした憧れの人。謹んでご冥福をお祈りする。
2018. 2. 1. Thu.  昨夜は久々の皆既月食。時折雲が通過したものの、まずまずの天候で、美しい皆既食を楽しむことができた。残念だったのは、皆既終了後に曇られてしまい、後半の部分食の撮影が断続的になってしまったこと。“地球の影”を表現したかったのだが、ちょっと残念。
とりあえず動画(mp4)にしてみたのだが、時々雲が通過してしまったために、所々月が暗くなってしまう。終末は薄雲でぼんやりだし……。2011年12月のように晴れてくれたらよかったのになぁ。天候ばかりは仕方ないのだが……。でもまぁ、事実の記録だからよしとするか。
2018. 1. 23. Tue.  草津白根山噴火。本白根付近らしい。山頂の火口ではないようだ。側噴火か?火山弾に襲われ、犠牲者が出た模様。大したことがなければいいが……。
2018. 1. 16. Tue.  昨秋に製作依頼を受けていたユニバーサル望遠鏡の延長筒がようやく完成し、本日、無事“出荷”を完了。工作機械の都合で完成まで時間を要してしまったが、何とか完成にこぎつけた。旋盤を使わせていただいたY氏に感謝。かの地で多くの人々に使っていただき、役立ってくれることを願う。 
2018. 1. 13. Sat.  納戸に大がかりな棚を造作。今回はなかなかの大作だ。年末の大掃除で、いつの間にか増えてしまった家財道具の多さを実感。納戸の床面積だけでは部屋の空間を十分に使っていないと判断し、2×4材,1×4材等を多用して、壁面いっぱいの棚にした。とりあえず満足のいく結果にはなったが、他の壁面の有効活用も今後考えたい。木の香りが心地いい。
2018. 1. 2. Tue.  年始休みを利用して日曜大工。洗濯機周辺の棚の造作と、室内干し用の天井取りつけ型フックの取りつけ。洗濯機周辺は、今まで“突っ張り棒”でごまかしていたのだが、思い切って板材で棚を作ることにした。壁裏の間柱の位置を“探査”する電子機器を購入。これが結構役に立つ。それにしても、日が落ちると、とたんに寒くなる。さすがに板材の切断作業は屋外なので、冷え込みは応えるなぁ…。
2018. 1. 1. Mon. 2018年のスタート。風がやや強めながらも年末から天候に恵まれ、初日の出を2階の窓越しに拝んだ。